もうすぐ大学入学共通テストの時期だ。私は10年前に大学受験をしたが、小さい頃からお腹が絶望的に弱く、試験などのここ一番での勝負場面で何度も苦しめられた。そんな中でも無事に希望の国立大学へ合格し、その後は更に改善を続けて自分のお腹とうまく付き合い、編入試験、就職、転職、資格試験などでは影響を受けず確実にレベルアップを遂げていった。
腹痛や緊張で悩まされている受験生、親御さんなどがこの記事を読んでいただけたら本望だ。
私の腹痛の症状(いつも不安だった)
私は物心がついた頃から、お腹を壊しがちだった。習い事のバイオリンのレッスン、学校の授業、しまいにはバスの中や映画館までとどうしよもなく感じていた。特に、試験中の腹痛は絶望的で、どんなに勉強していても回答に集中できずに報われない努力に虚しさを感じる時期もあった。
高校時代、大腸にカメラを入れて検査を行ったが「とても綺麗ですね」とお医者さんから褒められて修了。心療内科へ受診したところ、ストレス性の「過敏性腸症候群」と診断され、薬を処方されたが、不安は消えず、あまり効果も感じられなかった。
それでも自分の努力と、いつかは治るという希望を持って大学入試は無事に突破した。そして大学進学し、新たに色々と環境や習慣を変えると次第に腹痛と悩みは消えていった。
これにより以前よりも活力に満ち溢れ、色々な挑戦をし、相応の成果も得ることができた。生きていてよかったと心から思える。
大いに効果があった改善策5選
- 食べすぎない、飲みすぎない(毎日お腹が痛いのであれば食べ過ぎている可能性がある。ニキビなどの肌荒れも酷ければ、お菓子やジュースの量を減らしてみよう。昼食の炭水化物の量も減らしてみよう。満腹でなく、腹八分目を意識すれば、腸の消化への負担も減るだけでなく、昼食後の眠気も減り、夜の睡眠の質は上がるだろう。もちろん、夜食はNGだ。味が濃い、揚げ物が多い食事も控えよう。)
- 十分な睡眠(1日最低でも7時間は寝よう。内臓だけでなく、脳も掃除されて勉強も捗るだろう)
- 時間の余裕をつくる(自分で色々と予定を詰め込み、忙しくしていないか。時にはリラックスする時間をつくり、緊張から解放されよう。集中する1時間は怠惰な1日を凌駕する。)
- 身体を暖める(特に、足を冷やすと全身の体温があっという間に奪われてしまう。私は冬の試験時には足に貼るカイロを常備し、大活躍だった。お腹の冷えも気になる場合は、お腹にもカイロを張ろう。)
- 適度な運動(やはり、1日1回は外出して日光を浴びて歩こう。適度な運動がお腹のガスを抜いてすっきりさせてくれる。)
この時期、試験をはじめここ一番の勝負場面が多いと思う。腹痛に悩まされている方は上記の習慣を意識してみてほしい。簡単にできて、効果は絶大だ。
そして、最後はここまで困難に立ち向かってきた自分を誇りに思ってほしい。正しい習慣で生活していれば、腹痛は歳を重ねるにつれて和らいでいくことは私が保証する。
がんばれ、受験生!!!